「住まい」であることを原点とし、計画されています。
そのため、建物を3つに分節し、それぞれが館に見えるよう配慮し、敷地の形状に合わせ建物を雁行させることで、変化のある眺望を確保しています。
10室の個室を1つの単位とし構成され、私的な時間を過ごす居室と、共に食事し団欒する共同生活室は、普段の住まいと変わりありません。
一方、ホスピタリティの高い空間としてラウンジやバー、趣味に興じる空間としてライブラリーにギャラリーも設けてあります。
建物のシンボルとしてラウンジに配置された暖炉は、人々の集いを誘発する機能も担い、家族の暖かみや絆を象徴し、アメニティの向上を図っています。
居住空間とその他の空間をバランスよく配置し、介護が必要となっても、個性を大切に快適に暮らせる環境となっています。
